香水の系統(香調)の種類と見分け方|12タイプの特徴
香水ファインダー編集部・公開 2026年10月15日
香水は、香りの印象によっていくつかの「系統(香調)」に分けられます。系統を知っておくと、「この香水が好きなら、こっちも好きかも」と、次の1本を探しやすくなります。この記事では、香水ファインダーで使っている12の系統を紹介します。
この記事のまとめ
- 系統は、香水の「香りの方向」を大まかに表すもの
- 多くの香水は、2〜3つの系統を組み合わせている
- 好きな香水の系統が分かると、似た香水を探しやすくなる
12の系統と特徴
| 系統 | どんな香り? | 代表的な香料 |
|---|---|---|
| シトラス | 柑橘の、すっきり明るい香り | ベルガモット、レモン、マンダリン |
| フローラル | 花の、華やかでやさしい香り | ローズ、ジャスミン、チューベローズ |
| フルーティー | 果物の、みずみずしく甘酸っぱい香り | ピーチ、洋梨、ブラックカラント |
| グリーン | 葉や草の、青々とした香り | グリーンリーフ、グリーンティー |
| アロマティック | ハーブの、すがすがしい香り | ラベンダー、ローズマリー、セージ |
| アクアティック | 海や水辺の、みずみずしい香り | マリン |
| スパイシー | 香辛料の、ぴりっとあたたかい香り | ピンクペッパー、カルダモン、シナモン |
| ウッディ | 木の、落ち着いた香り | サンダルウッド、シダーウッド、ベチバー |
| アンバー | 樹脂やバニラの、甘く深いあたたかい香り | アンバー、ベンゾイン、ラブダナム |
| グルマン | お菓子のような、甘くおいしそうな香り | バニラ、トンカビーン、プラリネ |
| ムスク | 肌や石けんのような、清潔でやわらかい香り | ムスク、アルデヒド |
| レザー | 革製品のような、スモーキーで大人っぽい香り | レザー、タバコ |
「軽い系統」と「重い系統」
系統によって、香りの軽さや残り方にも傾向があります。
- 軽く、さわやか:シトラス、グリーン、アロマティック、アクアティック。春夏や職場に使いやすい
- やわらかく、中くらい:フローラル、フルーティー、ムスク。季節や場面を選びにくい
- 深く、長く残る:ウッディ、スパイシー、アンバー、グルマン、レザー。秋冬や夜に似合う
軽い系統の香料は早く香りが消え、重い系統の香料は長く残りやすい傾向があります(香水の持続時間と長持ちさせるコツ)。
多くの香水は「組み合わせ」
実際の香水は、ひとつの系統だけでできていることは少なく、「フローラル×ウッディ」「シトラス×アロマティック」のように、2〜3つの系統を組み合わせています。香水ファインダーでは、各香水の香料をもとに、目立つ系統を最大3つまで表示しています。
たとえば、同じフローラルでも、ウッディと組み合わせると落ち着いた印象に、グルマンと組み合わせると甘く華やかな印象になります。
好きな系統の見つけ方
- 今まで好きだった香りを思い出す:好きな香水、柔軟剤、ハンドクリームなどの香りが、どの系統に近いか考えてみる
- 好きな香水の系統を確認する:香水ファインダーで好きな香水を検索すると、その香水の系統が分かります
- 診断を使う:5つの質問に答える香りタイプ診断で、好みの方向が分かります
系統から香水を探す
香水ファインダーのトップページでは、「香調」から系統を選んで香水を絞り込めます。系統ごとの特集もあります。
まとめ
系統は、香水の「香りの方向」を知るための地図のようなものです。好きな系統が分かれば、知らないブランドの香水でも、自分に合いそうかどうかを想像しやすくなります。